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【22】

ちょっとイイお話♪(2)

たいちょ。 (2006年09月05日 18時21分)
待ち合わせた彼女を待ってて見かけたのは、
大学生風のカップルだった。

男が女の子の正面に立って、何かしきりに手を動かしてた。
手話だ


彼はやっと手話を覚えれたこと、覚えるのは結構大変だったこと、
女の子を驚かせようとして、その日まで秘密にしてたことを伝え、

女の子の方は彼が勉強してることを知らなかったこと、
本当に驚いたこと、 嬉しいと思っていることを伝えて、
そのうちもどかしくなったのか彼の手を握って
2度3度、嬉しそうにその場でほんの少し飛び跳ねてみたりしてた


悪趣味な盗み聞きだとは解ってたけど、
その時ようやく手話を使いこなせる 様になったばかりの
俺には、それは外国の街で突然耳に入ってきた 日本語が
気になる様に、申し訳ないけどどうしても気になる光景だった


たぶん、俺はにやけてたと思う。怪しい奴に見えたかもしれない。
でも、それは微笑ましくて、こっちまで心があったかくなる光景だった



服の裾が引っ張られる感覚に振り返ると、そこに俺の彼女が来ていた。

何を見てたのかとか、
顔が嬉しそうだとか、
もっとはやく私に気づけとか、

微妙に頬を膨らませて、もの凄い勢いで手話を繰り出す彼女に、
俺は手話でごめんなさいと伝え、
ちょっと「昔」を思い出してたことを伝えた


それでも彼女は少し首を傾げ、その「昔」を知りたそうな
表情だったけど、 俺は笑ってごまかした




今、目の前にいる女の子を驚かそうと、
秘密で手話を勉強してた頃の事だよ

……とは、恥ずかしくて言えなかった。

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【25】

ちょっとイイお話♪(3)  評価

たいちょ。 (2006年09月06日 20時39分)

[65]サボテン<>03/04/13 16:57 ID:lpqW6s+G


彼女にお礼を言いたくて、これを書きます




オレは小さな頃から怯えて生きてきました
ちょっとしたことでの両親からの身体的、精神的いじめを受け毎日息を潜めるように過ごしてました

そのせいか小学生の高学年になった頃には人を信じること
はできず。なんてのか感情のコントロールもうまくできず
泣くこともしなくなって妙に冷めた子供だったと思います。

そんな感じで中学の頃にはホトンド学校にも行かず悪い
仲間と遊びほうける毎日でした。

表面上は仲間と言ってますが、やはり信じることの出来る
仲間は出来ませんでした。


人の付き合いでは、どんな関係でも相手を信じることが
できなければ相手も自分を信じてくれる訳もなく、
自分のやることのせいもあり、だんだん孤立してくように
なってしまいました。


孤独には慣れてるし、面倒な人付き合いもなくなるし。
他人なんて利用するだけのものでしかないと考えもあり。

まあ自分にはこのほうが楽でよかったのですが
卒業する頃には家にも寄り付かずケンカ・ヤクブツ・
キョウカツやらする毎日でした。



それから2年程経った夏の夜
なにかで苛立ってたオレは駅周辺(田舎)で、
この苛々を晴らせそうな相手を探してました。

薄暗い路地に入ったとき、若い女が酔っ払いに絡まれてました。


「こいつにしよう」

と思ったオレは、その場に近寄っていきました。
女は社会人風で20歳前後くらいに見えました。


「オッサンなにしてんだ?」


と言うなり殴り。
倒れたとこを蹴りまくってやろうと思ったとき
「やめて」と女が言う。

「なんでだ?自分は怖い目にあってた相手を
助けるようなことを?変わった女だ」
と思いオレは、ちょっと理解できませんでした。

まあ1発殴ってチョットすっきりしたせいもあり、
そこでやめました。酔っ払いは逃げていきました。


下心もあったせいか
「危険だし暇だから送っていく」とオレは言い
女は「ありがとう」と言いました。


ありがとうなんて言葉は今まで言われたこともなく、
自分でもそんな言葉は恥ずかしくて言ったこともなかったオレはチョット戸惑った。

歩きながら話を聞くと…

仕事帰りに会社の友達と夕食を外で食べ
ひとりアパートに帰る途中絡まれたこと。

年は19歳ってこと。

2駅先の所で働いてること。

しばらく歩くと
「もう近くだからここでいいよ。ありがとう」と女は言った。


ここでまた「ありがとう」って言葉にオレは照れながらも、なんか嬉しかった。最初にあった下心も消えていた。


そして何事もなく、そこで別れた。この時まさか、また会うことになるなんて思ってもみなかった。



       〜〜つづく〜〜

.
【23】

業務連絡・・・トビ存続のために  評価

ケンタロウ (2006年09月06日 03時28分)

たいちょ。様

いいお話をありがとう(ちゅっ)

まじで癒された。

何だかいいトビになっているなあ(高感度UP)

ビビル君もこれなら、文句ないでしょ?(もうボタン連打は止めようね。いくら連打しても当たらんものは当たらん)

しか〜し、こんな心温まるいいお話の後に、ケンタロウの話を掻いていいのか?(気が引ける)

俺にだって、俺にだって、俺にだってぇぇぇ〜



ちょっとくらいいいお話はある。(人助けをしたことだってあるんだい)




う〜ん、でも我が道を歩むよ。



それでは、業務連絡です。

ここで、担当を決めたいと思います。

ケンタロウ・・・このまま話を続けて掻く(非難されようとも)

たいちょ。・・・高感度UPのためにいいお話を掻く(トビ主の「なかまゆきえ」なんでしょ?)

翔タソ。・・・ためになるスロネタを掻く(出来れば負け報告、勝ち報告は反感を招く恐れアリ)

以上、よろぴくぴく。


追伸

続編は明日ウプする予定(未定だが・・・)

ちなみに、かの有名な「マ〜マ」様もこのトビを読んでくれているらしい(感激)

違っていたら、超間抜けなトビ主と笑ってください。

パロパロからのついでだろうけどねwww
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