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| 【19】 | RE:いつか来た道 リパッティ （2023年06月09日 02時32分) |
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中学の時は腕時計は禁止されてましたが、 高校では一転必需品となりました。 入学のとき父が「これでいいか、それとも買うか」と言うので、父の腕時計をもらいました。 父は腕時計を2つ持っていたのです。 当時、腕時計は貴重品でしたし、父は公務員でしたから、今思えば、2つも腕時計を持っていたというのはどういうわけだったんだろうと思います。 私がもらったのはキングセイコーでした。 父が持っていたもう一つの腕時計はオメガでした。それも驚きでした。 思い切ったことをしたものだと思いました。 後年キングセイコーは国産では高級時計だということを知りましたが、 高校生の私は腕時計には全く無知でしたので、キングセイコーの価値など知りませんでした。 キングセイコーを腕にはめて学校に通いだしたのですが、 キングセイコーは手巻きだったことと、曜日の表示が無かったことで、気に入らなくなりました。 それに金メッキされていたのですが、他の人はそんなキンキラキンの時計などしてなかったので、恥ずかしくなったこともあり、 新しいのを買ってくれ、と父に言いましたら、意外とあっさり買ってくれました。 | |||
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