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【403】		この話はフィクションです。② ほしのあきこ☆ （2006年09月01日 00時13分)
勇気を持って　左を向くと、彼はにっこりと微笑んで「おねえさんさ、ヒキ良さそうだから　押してくれないかなぁ？」と、言ってきた。 “別に、そんな特別ヒキがある訳でもないんだけど・・・・。” そう思いながらも、悪い気はしなかったので　７を揃えた。「ありがとう。何か飲む？お礼に奢るよ」普通に聞くと、何だか話すきっかけを作っただけというのが　ありありとしていてなんだか　いやらしい感じがするんだが、不思議と　彼に関しては、そんな気持ちにはならなかった。むしろ、厭味なんてこれっぽっちも感じない。人柄、なんだろうか・・・・？少しばかり、不思議な感覚に捕われていた。話をしていくうちに、お互いが割と近所に住んでいて、この店でよく打っているんだという話になった。そして、彼はとある大手製薬会社の　地位のある職。という事もわかった。・・・・私は、パチンコ屋で男性とは　あまり親しくなったりしたことがない。常連の人と、ちょっと台について話をしたり目押しを手伝ったりというのは　あったかも知れないが。するっと、私の心の中に彼は入ってきている。ただ、自分でも彼に対して　どんな感情を持ってるのかがわからない。認めたくはないけど、ちょっと気になるのかも知れない・・・・（続？）

【407】		RE:この話はフィクションです。③ 　ほしのあきこ☆ (2006年09月03日 17時31分)
これは【403】に対する返信です。
３日後。そのホールに行くと、彼はいつもの台に座っていた。「昨日来るかと思って待ってたんだよ」「そうなんですか？ごめんなさい」「いや、まぁ連絡先も聞かなかったしさ。良かったら教えてくれないかな？」メールアドレスだけ、交換した。ちょっとまだ、ケー番は教えたくなかった。信じてないわけでもない。ただ、あんまり急に進展するのが怖かったし、少しづつ彼の事を知りたかった。「あきこちゃんはさ、いつ頃からスロット打ってるの？」「そうですね…もう６年くらいになります」「そっか、じゃあきこちゃんの方が先輩だなぁ。俺はまだ２年ほどだから」「そうなんですか？目押しもされてるから、てっきり…」「目押しはすぐできるようになったよ。　俺は、それまではパチンコだったからね」他愛もない話をしながら、隣同士でスロットを打つ。勝ち負けなんていい。そこで、少しでも楽しい時間を過ごしていたかった。ただそれだけ。でも、リーチ目が入ったり　彼の台が連荘したりすると　もっと嬉しくて。一緒に打つ事の楽しさを、日に日に感じていた。それから　毎日ではないが、メールもするようになった。ホールで会えた日は、打ちながら話をして。メールで、時々やり取りもして。何時の間にか　彼の事を考えない日なんて、ないようになっていた。 ―――――二週間ほど経った　ある日。彼から　５日ぶりにメールが来た。【お疲れ様。今度、俺の友人がやってる店に、飲みに行かないか？】（続・・・・） ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 花ちゃんへ。＞さしずめ＞恋のＤＤＴ　　ってトコですか～んまいっ！！！１！ぷちよしさぁん、座布団一枚花ちゃんに　おながいします♪ ＞しかし気になる。＞その人ってもしかして・・・あの人なのか？？？ぬ？誰の事だと思ってるんだろ（汗ぴわるどの方　およびハンゲの方ではありません。（ぷ）しまちゃんへ。＞ＦＬＹ～はトピ違いならぬぶろぐ違いだ～多分～（てへ）ぎゃははｗｗｗｗｗｗ（大ウケ）さすがに、んまいですのー（＠￣▽￣＠）うけけ。疲れることもあるさ前ばっかり向いてるんだものたまには足を止めたっていいよたまには横を向いて座りこんだっていいんだよまた、自分らしく　前に歩いていけたら　それでいい。
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