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【2104】 | RE:「シナサイ」の世界 Kanpachi (2019年05月12日 16時05分) |
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>やはり緒悪の根源は「信用創造システム」で暴利を貪り、国家資産をも牛耳るパワーエリート集団でしょうね。 そういうことになりますね。 ただ、カネさえあればいいという価値観が生まれたのは、 多分、ここ数百年だと思います。 日本で貨幣経済が本格化し、 カネ(大判、小判、一文銭など)が流通しだしたのは徳川時代に入ってからです。 それ以前は、カネに振り回されて生きる、というのは、 一部の上流階級くらいのものだったはずです。 ヨーロッパでは、中世においては、金融業は卑しいと思われていました。 その卑しい金融業に従事せざるを得なかったのが、 差別されていたユダヤの人々だった、ということらしいです。 貨幣経済が発達し、物流が活発になったことで、 人々の暮らしが豊かになってきたことは、事実です。 ただ、富の一極集中だけは、どうしても止められないですね。 そこで、カネがすべてではない、という価値観というか人生観が求められているわけで、 何に生きがいを見出すか、が多くの人の関心事になり続けているわけです。 その価値観は、場合によっては、富裕層を軽蔑することさえあります。 「お金を持ってるから、何だっていうの」 という訳ですが、 それはそれで、カネに振り回された人生観、とも言えます。 その根底にあるのは妬み(ルサンチマン)でしょう。 カネに振り回されない人生とは一体どんな人生なのか、 皆、必死に考えながら、なかなか答えを見出せない、 といったところでしょうか。 |
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【2136】 |
もぐさ. (2019年05月20日 01時19分) |
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これは 【2104】 に対する返信です。 | |||
>カネ(大判、小判、一文銭など)が流通しだしたのは徳川時代に入ってからです。 当時の日本は貧乏国に思われがちですが、列強がこぞって目を付けたという所に着目するのも面白いです。 1705年の淀屋の闕所身代を欧州基準で計算すれば、小判と丁銀を合わせただけでも 7,230万フランに上り、 さらに、金銀貨のほかに巨額の大名貸付があり、欧州最大の富豪・ヘッセン方伯に匹敵するんだそうです。 >カネに振り回されない人生とは一体どんな人生なのか、 タダで遊べる「かくれんぼ」とか「鬼ごっこ」とか(スゲェつまんなさそう)木の実を拾ったり山菜を採ったり。 たぶんカンパチさんが言おうとしてるのは、自然回帰的な振り返りは必要だとろう、という考え方だと思います。 ありきたりですが、環境問題も含め、文明の利器(人工物)に依存し過ぎない生き方は大事なコトだと感じます。 |
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