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| 【334】 | 鉄火巻きで失った恋（妄想ver）�� ニコ豆ちゃ （2008年04月22日 04時20分) |
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＞『さあ、カモを探そう！』 ＞ ＞しかし、このあとに起こる悲惨な出来事はまだ知るよしもなかった・・・ ******************************************************************************* 僕はトモコに『用事を思い出したから、少しここで待ってて』的なことを言い残し またすぐさまひっかけ橋に猛ダッシュで向かった。 まず集金(カツアゲ)には見た目が大事だ。 相手にナメられたら、そこで取り引き(恐喝)は失敗に終わる。 都会の色にすっかり染まってしまった今の僕では、迫力に欠ける。 相手を一瞬で威圧するには凄みを利かせるしかない。 まずはティッシュの箱に入れておいたボディコン(全身タイツ)に着替えた。 次にワンレンにたこ焼きをたくさん乗せ、パンチパーマ風に仕上げた。 ( よし！これで準備は完璧だ！ ) 後は弱そうでお金を持っていそうな小学生を探すだけだ！ ターゲットはすぐに見つかった（僕の横でたこ焼きを食べてた) まずはフレンドリーに話し掛けてみる。 鶴 『元気しとぉや？なんばしよっと？』 小 『・・・・・・・・・・』 鶴 『財布ば落としてしもうたけんど、お金ば貸してくれなかか？』 小 『・・・・・・・・・・』 トモコを待たせてる焦りからイライラがつのる。 急いでこのガキから金を出させないと… 鶴 『これば見てくれんね？ここに銃ば隠しとっとよ！！』 パッツンパッツンになった股間を指差しながら、脅した。 小 『・・・・・・・・・・』 鶴 『僕に触るとケガばするったいっ！金ば出せっ！』 小 『・・・・・・・・・・』 鶴 『なんばしよっとっと？金ば早よう出しゃんかいっ！！』 小 『・・・・・・・・・・』 鶴 『なんで無視するとね！？早よう金ば出しんしゃいーーっ！！』 小 『ふっ、何言うとるか全然分からへん。アホちゃう？』 鶴 『・・・・・・・・・・』 なんと、言葉が通じなかったのである！！ 銃はすっかりヘタれ、ふと涙がこみ上げてきた… 頭のたこ焼きを取ろうとした瞬間、赤い生き物と目が合った。 かに道楽の看板が『まだやれる♪』とピースサインを出しているではないか！！ そこで僕はある秘策を思いついた。 | |||
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| 【335】 |  |
RE:鉄火巻きで失った恋（妄想ver）��
ちょりんＰ (2008年04月22日 11時18分) |
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| これは 【334】 に対する返信です。 | |||
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＞ ＞ ＞ ＞そこで僕はある秘策を思いついた。 ****************************************************************************************** 僕はおもむろにたこ焼きをもう一皿分、頭に追加すると ティッシュの箱から“付けボクロ”を取り出し千昌夫と同じ位置に装着した そして、手作りの看板と空き缶を横に置き、神々しい表情でポージングをキメる 看板になんて書いたかって？ 【 国ほうの大仏です ※特別さんぱい料、どうぞ夜露死苦 】 思ったとおりだ！ 大仏の（僕の）周囲に次々人が集まってきた！（うひゃひゃ あわれみの表情で缶に１０円を投げ入れてくれる人 おびえた表情で１００円を投げ入れてくれる人 ポツリポツリと空き缶に小銭がたまる （おっし！ このままいけば半年くらいで鶴橋の焼き肉に行ける！ 待ってろよ、トモコ！） だがしかし、コトはそう簡単には運ばなかった（あヽ無情 僕がホンモノの大仏ではないと賢い小学生たちに勘付かれてしまったのだ（不覚 小学生たちが大ハシャギで僕に石を投げつけてくる くっそ〜〜〜〜〜〜！！ １分と我慢できなかった、僕はキレた 僕は猛然と立ち上がると頭に乗っけたたこ焼きで小学生に応戦した 石 VS たこ焼き 勝負は火を見るより明らかである 大仏の（僕の）完敗であった 小学生との死闘に疲れ僕は血のにじんだ額で考える たこ焼きは失敗だった… もっと大仏のぶつぶつ感をかもし出さないと… 再び、僕のスーパー勘ピュータ（明晰頭脳）が閃いた！ （そうか！アレだ！アレしかないっ！アレをきれいに配列して頭に乗せれば…うひょ〜） 全身タイツの破れを気にしながら道頓堀を急ぐ もし売り切れとかとなるとしごくやっかい 店を発見し遠目にお目当てのブツを確認した時は 思わず安堵の深いため息がもれた 先ほどまでとは打って変ってゆっくりと店先へ歩を進めると 僕は大きな声で注文した 『鉄火巻き１０本、ナンボでっか？』 ‐ |
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