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| 【305】 | 鉄火巻きで失った恋（妄想ver）�� ニコ豆ちゃ （2008年04月12日 03時48分) |
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都会の洗練されたオシャレな人達＞＞＞（越えられない壁）＞＞＞リーゼントケミカルの僕 実際、こんな感じだった… この“（越えられない壁）”に僕は内心あわてた 焦燥感で全身から汗が吹き出る 自慢のリーゼントは勢いを失いヘタれ ケミカルジーンズは若干色濃さを増した （これは… 至急、手を打たなくてはいけないっ！！） （大阪人にＱ州人がダサいとナメられるなんて… そげんこつあっちゃイカンばいっ！！！） ただ、焦燥感とは裏腹に、答えは案外と簡単に見つかった 当時、大阪で唯一のトモダチ、テレビジョンがそれを教えてくれたから… 今一番カッコよくて女にもてる格好… 給料日は会社をサボって最新のソレとはちまき、そして羽を購入 さあ、今度こそ大阪人にわが物顔でひっかけ橋は歩かせない Ｑ州からやってきた僕こそが真のファッションリーダーなのだ！ 女たちよ！ 今から道頓堀にカッコいい僕がいきますおっおっおっ 僕はリーゼントにはちまき、はちまきには羽をさし玄関から勢いよく飛び出した！！（ローラースケートで） ******************************************************************************************************* もう頭の中は『くいだおれ〜♪(女を)くいたおせ〜♪』の一色に染まっていた。 こうなったら僕の勢いは止まらない。欲望の前に距離は関係なかった。 ローラースケートでの足取りも軽やかだった♪ ３日掛かってようやく道頓堀にたどり着いた。 自慢のリーゼントはヘタれないように、木工用ボンドで固めた。 いざっ！ひっかけ橋に出陣だ〜！！ そして、そこでまたまたカルチャーショックを受けた！！ なんと、すれ違う女性の誰もがセクシー美女なのである。 昔、暴走族に入ってた頃、僕の周りにいた女達とはレベルが違う！ (みんな歯が溶けて無かった) 「 右も左もボディコンばいっ！ パラダイス大阪ばいっ♪ 」 手当たり次第、そのへんにいる美女達にくるくる回りながら声を掛けた。 『 ようこそ〜♪ここへ〜♪遊ぼーよ 僕と〜♪（ふっ、決まったな…）』 しかし、８人目の光ゲンジ(僕)に対し、美女達の反応は一様にして冷ややかだった。 『 なんでやねん！！！！！ 』 僕が最初に覚えた大阪弁である… それはガラスの十代にとってあまりに辛い仕打ちだった。。 せっかく一張羅のケミカルを切って短パンにしたのに… 九州男児の意地を見せたるばい！と超ハイレグにしたのに… 余った生地で３０本もはちまきを作ったのに… ふと涙が込み上げてくる。 このまま道頓堀川に飛び込もうかな… リーゼントも船みたいな形してるし… 橋の欄干に手を伸ばしかけた瞬間、１人の大きな男と目が合った。 グリコの看板が『それでよし！』とバンザイして応援してくれてるではないか！！ 僕はそれまで以上にしゃかりきコロンブスになって高速回転した！ ハイレグケミカルに はちまきと半裸に近い格好ではあったが 汗が噴出し、身体中の細胞が酸素を求めている（ぜぇぜぇ…） これ以上、回り続けるとバターになってしまう… と一抹の不安がよぎったその時に奇跡が起きた！ 僕の(カラ)回りに感銘を受けたのであろうか？ ある１人の綺麗な女性が僕に近付いてきた。 【ヒント】キャッチセールス | |||
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| 【309】 |  |
RE:鉄火巻きで失った恋（妄想ver）��
ちょりんＰ (2008年04月14日 16時16分) |
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| これは 【305】 に対する返信です。 | |||
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＞ ＞ ＞ある１人の綺麗な女性が僕に近付いてきた。 ＞ ******************************************************************** その綺麗な女性はためらいのない足取りで僕に近づいてくると 潤んだ瞳で僕を見上げ形のよい唇を動かした 『・・・・・・。』 彼女が何と言ったのか、実はよく聞き取れなかった 僕は彼女の美しい顔立ちに吸い込まれ、みとれ、頭が真っ白になっていたから。。 どれくらいの時が経ったか、 突然、彼女が驚くべき行動にでた なんと、彼女がキスをせがむように目を閉じている！！ （ “ぎゃ、逆ナン”ばいっ！？ すごか！！ 大阪女は積極的ばいっ！！） 大方の予想通り、それは大きな勘違いであった（わら キスをせがんできたその女性は『アナタの幸福を祈らせてください』の人だった… それに気づくと僕はローラースケートをフル回転させ逃げた 手をかざし僕の幸福を祈ってくれてる彼女を放置ししゃかりきコロンブスで逃げた 慣れない足元がいけなかったのか そうなる運命だったのか ゑびす橋を時速120kmで駆け抜ける僕のローラースケートが 『カツッ』と何か（恐らく犬のフン的な）につまづいた つまづきに時速120kmが追い討ちをかける 僕は飛んだ、僕はゑびす橋をダイブした（阪神が優勝したわけでもないのに 正直、飛んだ後の記憶はない かすかに残る記憶としては “両手を挙げて応援してくれたグリコのまぶしい笑顔” 目が覚めると僕は病院のベッドの上 そして、僕を心配そうに覗き込む女の顔があった 知らない女の顔 そう その女こそ ト・モ・コ まさに運命の出会いだった |
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