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【109】 | 明るい蟹に会いたい蟹 まきりと2 (2019年09月07日 15時41分) |
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。。。ぶくぶくぶく。。。 あるトコロに蟹のねぇさんがおりました。 名前をアイタイ蟹と言いました。 アイタイ蟹は あ、痛い蟹。 知らずとやらかしてしまう性質の自身を護るため、甲羅は硬くなるばかり。 でもそのコトになんの意味もありません。 どんなに硬い甲羅でその身を覆っても、ねぇさんのハートはとても脆弱で、気を抜くとアンコク蟹になってしまうのです。 ある日、アイタイ蟹のねぇさんは、かわぃらしぃ蟹の女のコと出逢います。 名前を、アカルイ蟹と言いました。 アカルイ蟹は、あ、軽い蟹だったので、ねぇさんはその肩にアカルイ蟹を乗せて横歩きに闊歩しておりました。 アカルイコちゃんをすぐに大好きになったねぇさんは、歌うような日々を送ります。 ある日、ルイコちゃんが言いました。 「おねぇさまがつらい時。私がもっともっと聞いてあげられたら良かったのに。私には、もぅ聞いてあげるコトが出来ません」 アイタイ蟹は驚いて、とてもかなしくなりました。 ルイコちゃんと会えなくなったそれからは、かなしみを押し込めるための甲羅をますます硬くして行くばかり。 そして、アイタイ蟹は、気を抜くとアンコク蟹にへんげしてしまう不安定な毎日を送ります。 それからしばらく経った頃。 アカルイ蟹にそっくりの男のコがともだちになってくれました。 アイタイ蟹は、ある日アカルイくんに打ち明けます。 「私ね。時々アンコク蟹になっちゃうの。 暗いったら、ないよねぇ。 私も、明るくなれたらな 」 ルイくんは、ニカッと笑うと言いました。 「ねぇは、あんこ食う蟹なのか。 確かにあれは、美味いよなー。 白い飯にかけたなら、最高さ!」 アイタイ蟹は、ルイくんのおかげでまた笑うようになりました。 そして今日もその名を呼ぶのです。 「 ねえ、ルイルイ! 今日も、一緒に遊びましょ♪ 」 |
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【111】 |
おいこら育 (2019年09月08日 04時48分) ID:HanJwvMQ |
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これは 【109】 に対する返信です。 | |||
ルイ は とも を呼んだのかもね〜♪ (追記) こんな老い耄れに到底代わりは出来ないけれど、 少しでもあの子を感じて、笑顔になって貰えるのなら、こんなにありがたい事はありません。 もっとみんなと一緒にいたい 遊びたいよ だから生まれ変わりする みんなといっしょ・・・ いつも通る道端に咲いた花かもしれない 毎朝囀ずる小鳥かもしれない 近所で日向ぼっこしている仔猫かな きっと今もいつでもすぐ側に一緒にいるはず♪ |
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