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【62】

最後の抵抗

タコハマリノスケ (2004年12月30日 04時51分)
かな〜〜り怪しいタコハマです。

>沙耶さん

パチスロダイエットつうのはどうかな。
缶コーヒー2本で、ひたすら打つ。
よい店つかんだら、命がけ。

>bongoさん
>飲み会の仕上げにラーメンなぞ食おうもんなら・・・

ヤクルトミルミルも効かない場合は、仕上げのラーメンでいきますか^^。

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【63】

ショックだったこと  評価

タコハマリノスケ (2005年01月11日 04時07分)

年の頃なら四十と七、八。度入りのメガネに広くハゲアガった額の、アッタマよさそなパチプロ紳士。
恰幅よくて、押し出しも強そで、そのくせ抑制の利いた表情を絶やすことがない。
その彼が、ほぼ毎日タコハマと同じシマで稼動して、三年目にして初めてタコハマに声を掛けた。
「%&#$!¥?@」
いや、なんとおっしゃったんだかショックのあまり忘れちまったんだが、挨拶のようだったが、言葉遣いも内容もコドモと一緒だったのには驚いた。せいぜい、いいとこハタチ。
なんという外見との落差。こっちだって四十近いオッサンだよ。
長いことパチンコ台としか向き合ってないと、コミュニケーション能力がそこで停止しちまうんだろうね。
一般社会と接触がないという点で、専業奥サマ達が、独特の、妙な文化を発達させてるのと、似てるんじゃなかろか。

そういえば、初めてパチプになった日に、街にあんまり女が多いので驚いたっけ。
平日の昼間っから地元の街をフラフラしてて、フと気付くと周りがみんな女よ。
若いのから婆まで、みな女。全部、奥サマなんだろうね。
その間を、サボってすいませんというようなリーマンが、申し訳なさそに歩いてた。
街は、ホントは女のモノだったのね。

年月は流れて、タコハマも当時のパチプロ紳士と、同じような年令になっちゃった。
んでパチンコのウマい、若い友達に訊いてみたのよ。お父さん、いくつ?
なんたるこっちゃ、タコハマの年令は、お友達本人よりも、お父さんの方に近いじゃんよ。
パチンコばっか打ってるうちに、タコハマの脳内年令もそのまま止まっちまったらしい。

学校出ていきなりスロで喰えちゃった、ウマーな人生の若いスロプロが読んでるかどうか分からないが、どこでもいいからいっぺん勤めといた方が、もっとウマーなんじゃなかろか。
スロで喰えるつう特殊能力があるからクビなんぞてんでコワくないわけで、ずけずけモノ言ってるうちになんとなく昇進が早くなることもあるんだが、どうせいずれキュークツになってヤメちまうんだから、どこ勤めたっていっしょ。
どこに勤めたってコミュニケーション能力が問われるわけで、逆にいっぺんコミュニケーション能力つけとけばどこ行ってもなんとかなるわけで、もっと言っちゃうとどこ勤めたってコミュニケーション能力たたき込んでくれるのだから、やっぱりどこ勤めたっていっしょ。

見かけはおとなで口を開けば子供だなんて、狸や狐に育てられたわけでもあるまいし。
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