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【2361】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

ジャムママ (2010年02月06日 09時07分)

>.....?(-- 本物??

ぅそっぽぃ。。。
【2360】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

yukke (2010年02月06日 02時16分)

ばんわ☆

寝る前に覗いたら「第六章」がUPされてる〜♪^^

テツは宇良の店で働くのか〜
どういう風に展開して行くのかな…o(;-_-;)oドキドキ♪

あたしの脳内で・・・テツは黒髪のイケメンですw シュッとした感じの〜 ( ̄m ̄* )♪

また、後日レスしに来ますね〜♪


おやすみなさい〜♪(⌒∇⌒)ノ""フリフリ
【2359】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月06日 01時50分)

第六章


久しぶりに着る制服という代物。
スロットを打つためではなく、スロットを傍観するための朝。
何だか不思議な気持ちである。
社会の枠にはめられた感覚に新鮮さを感じつつ、家を出る。


レトリックへ到着。
ほとんど打つことのなかったレトリック。
というのも、客層が原因だった。
俺ぐらいの年の人間が異様に少なく、
若年か老年か、その二種類にほぼ限定されるからだ。
縄張り争いもそこそこあったし、俺の相棒が嫌がったこともその要因にあった。

(あいつ、どうしてるんだろうな)

ふと考える。
あれから5年の歳月が過ぎた。
夜中の電話からプツっと途絶えてしまった糸。
何度もその先をたどってみたが、
切れた糸の先につながりそうな糸は見つからなかった。
手がかりは、あることはある。
ただ、その先の真実に、多少の怖れを感じている。

「おはようございます、店長」
宇良に向かって挨拶する。
「おお…おはよう」
宇良は振り返って俺の顔を見る。
ちょっと間があいた挨拶は、
お互いの聞き慣れない言葉の違和感を彷彿させる。
そりゃそうだ、こいつとこんなしゃべり方したことがねぇ。
宇良が耳打ちする。
「飯食う時とかはその態度やめろよ、気持ち悪いわっ」
当たり前だ、という目線を送り、ニヤリとする。
その様子に、ある店員が気づいた。
細長い…いやいや、背が高くすらっとした痩せ型の男である。
はっと我に返り、とりあえず新人らしくシャキっとしてみる。



開店前。
まずは簡単な拭き掃除、ゴミ拾い、ミーティング。
コーヒー業者の派遣レディも、所定の位置でコーヒーを作って準備をする。
ミニスカートにちょっとよろめきながら、挨拶の練習。
「おはようございます」を大声で連呼、
次にお客様に対しての五箇条を呪文のように連呼する。
暗記していない俺は、もらったペーパーを見ながら一緒に連呼する。

「お、おはようございます」
か細い女の声がする。
遅刻した彼女に向かって、主任らしき人が怒鳴りつける。
「突っ立ってないで列に加われ!」
おお…何か厳しそうだな、おい。
そう思いながら、その様子を眺めた。

「あの子は、特別なんだよね」
隣の男がぼそっとつぶやく。
宇良と話していた時にこちらを見ていた男だ。
「佐川、お前、新人教育な」
はい、と答えたのは、まさしくその男だった。

「俺、佐川たけしです、大学生、よろしくお願いします」
「あ、よろしく…お願いします」
敬語を使う違和感がどうも抜けない俺。

それもつかの間、開店10分前。
急ぎめに足を動かし、自動ドアの横に並ぶ。
いつもは逆の立場なだけに、何だかくすぐったい気持ちでいっぱいだ。

けたたましい場内音楽とともに、俺のアルバイト初日が始まった。
【2358】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月06日 00時29分)

こん♪


>壊れてるから! ショップにGO♪ww

 実は代理電話だったりするw
 今の携帯が壊れて、代理携帯貸してもらってたんだけど、
 それに何やら入ってましたぉw


>tk、今更風邪引いてるし・・・−−;
>すっげ、真面目に養生してる。。0(もうすぐ治るっしょ^^;)

 治さなくても(//ry//) あ 何でもないですぉ♪


>小説。。。いいね♪ いいね♪ 益々先が気になる〜^^

 ボチボチでカキコしていきますぉ♪
 お楽しみあれ♪
【2357】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月06日 01時58分)

.....?(-- 本物??
【2356】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

ジャムママ (2010年02月04日 08時54分)

おはよ^^


>この携帯から音聞こえればwwww


壊れてるから! ショップにGO♪ww




tk、今更風邪引いてるし・・・−−;
すっげ、真面目に養生してる。。0(もうすぐ治るっしょ^^;)


小説。。。いいね♪ いいね♪ 益々先が気になる〜^^
【2355】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月03日 09時10分)

壁|-ω-)ぼそっと独り言

モスキート音が聞こえれば10代か。。。(-く-

この携帯から音聞こえればwwww
【2354】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月03日 09時00分)

第五章


「正確には、ホールが移動する、だな」

宇良はコーヒーを飲みながら、俺に話す。
「公営で、店、出すのかよ?」
カツ丼を食べつつ、聞き直す俺。
「まあな。ようやく許可降りたってわけ」
ぺろっと舌を出して、コーヒーを飲み干す宇良。

「あと3ヶ月で店じまいになるからさ、アルバイトしないか?」
思いがけない言葉にぶっと吹き出す。
「アルバイトぉ!?まさかサクラとか言わないよな??」
「馬鹿言え、ネットの見過ぎだ」
宇良はぷっと吹き出し、カカカと笑い出す。

「人員整理でさ、何人かクビ決定なわけだ」
「となると、閉店までに何人か辞めるのは目に見えてるからな」
「で、3ヶ月、60でどうだ?」

宇良の提示金額は、まあ妥当な線だ。
どうしようかと悩む俺…と言いたいところだが、言うことは決まっていた。



公営ギャンブル。
聞こえはいいが、所詮ギャンブル。
パチンコやスロットが認められて、
今では特定の場所でプロ競技となっている。

要するにあれだ、馬と似たようなもんだ。
コイン何枚が、厳密に言えばプロの報酬じゃない。
スポンサーがつくことが報酬なわけだ。
馬券と一緒で、そのプロが勝つかどうかに一票を投じ、
プロが勝てば賭けた人間は儲け、負けたら損をする。

ただ、ここからが違う。
馬であれば、使えない馬は安楽死だが、人間の場合それはない。
表向きはな、表向きは。
噂では馬と同じだということを聞いている。
よくてスラム行き、悪くて…

人間の命も軽くなったもんだ。



「マジ?噂は知ってるだろう?」
俺は怪訝な顔で宇良に問う。
「…俺はこのままでよかったんだがね、上はそうじゃないんだよ」

職を失えば路頭に迷い、家族の心配をしなければいけない。
そう語りそうな宇良の表情。
宇良の人間味を感じた瞬間だった。

「80ならいいよ、保険付きでな」
苦笑いをする宇良。
「仕方ねぇなぁ、OK、OK、じゃあ来週からな」
そう言うと、宇良はそそくさとホールをあとにした。



しかし不思議だ。
何で俺なんだ?
しかも、自分の打ち仲間には話してないような感じがする。



そうして、俺はあの事件への第一歩に進んだ。
【2353】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月03日 07時41分)

おは♪

>畑の隅のほうに申し訳程度の雪発見! 「雪団子」^^作りました。。。

 今年は積もった雪は見てないぉ。。。w
 山の方は結構積もってるようだけど。。。

 何でだろう、雪が恋しいと思う今日この頃(-ω-)y 

 雪国育ちじゃないくせにねwwwww
【2352】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月03日 07時38分)

第四章 その2


回し続けてはや5時間。
初当たりはREGで始まり、500GはまったところでBIG。
ART200をゲットし、その後順調に当たりを引き、1000枚ほど増える。
しかしながら運の要素も強いため、ゾーンを抜けた後、他の台へ。

隣にいた宇良も開始直後にBIGを引いたが、
その後コイン全飲まれで一時撤退。
コーヒーを飲みながらこっちを眺めていた。

今日のこいつの行動…実に不思議に思える。
朝の並びも然りだし、
いつも群れで行動しているヤツが、全くの単独行動なのだ。

俺は基本一匹狼である。
一匹狼になりたかったわけじゃない。
かつて一緒に打ってた友人もいたが、行方不明になっている。
それ以来、人と群れることが怖いと感じている。

そんな俺に、ストーキング的な宇良の行動。
知り合いってなだけで、親しくしているわけでもないが、
この手のプロが立ち回りを変えた時は、何かを意味する場合がある。

というか、俺に話があるんだろうな、と思っている。
あいつのことなのかな?とも思っている。



とりあえず台を確保し、休憩に入ることにした。
宇良とちょっと話をすることに決めた。

「…で?何?」

宇良はこくんと頷き、手招きをする。
ちょっとしたランチが食べれる場所へ移動し、
「好きなの、何でもいいぞ」
と、宇良は自販機のボタンを指さした。
カツ丼のボタンを押すと(ベタなヤツだ)と言わんばかりの宇良の視線。
「俺は、これが好物なの!」
なぜか赤くなって照れる俺。
アホか!と自分にツッコミを入れる。

無言でニヤニヤしている宇良の顔から、ふと表情が消える。
「俺のホール、ぼちぼち店じまいなんだわ」
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