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【43】

肥後っちさんゑ 

たいちょ。 (2006年11月26日 15時24分)
あらあら、ふくちょ。さんは「肥後っち」さんでしたかぁ…
(知らんやろぉそんなHNの人はw)


ってか、わざわざHN登録されたんですね。
気つかっていただいてすみませんねぇ



>今後ともよろしく。

肥後(以後)よろしゅうに〜♪

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【47】

夕子との思ひ出(3)  評価

肥後っち (2006年11月26日 16時47分)

夕子との思ひ出(2)が、遥か彼方に去ってしまうほど盛り上がるこのトピへの投稿にとまどいながら・・
「夕子との思ひ出(3)」を強引に引きずる【肥後っち】の精神状態やいかに・・?
と疑問をいだきつつ・・・?


(^ニ^)とりあえず読んでくれっち(^ニ^)


以下、本文

ホームセンターに戻る途中で道路の余積に駐車し、もう一度写真を確認した。

「うん、絶対夕子だ。」

たぶん自宅の居間あたりで撮ったのだろう。夕子はTシャツ姿で、上半身だけ撮った写真だった。

化粧をしていない所謂スッピンだった。眉が筋のようになっていて、唇も色薄かったので別人の様に見えたが、

上半身の骨格と頭部の形と、そしてそのバランスが紛れもなく夕子だった。

IDカードの表を見直した。「そうか・・・西峯というのか、本名は」

さきほどのキャッシャーに行って「店員の西峯さんを呼んでください。」と言った。

レジ担当の中年のおばさんが小型の無線トーキーみたいなので「西峯さんレジ1番まで」とか言った。

しばらくすると、ニコニコしてやってきた。「ああ、先ほどの方ですね、お買いあげ有りがとうございました。」

私も何とか笑顔を作って一礼をした。「ちょっと外へお願いしていいですか?」

店員である「西峯さん」は一瞬怪訝な顔をしたが、すぐつきそってきた。

外に出て、「これ車の中に落ちてました。落としたこと、他の店員さんに知れると不味いことも有るだろうと思って、ここですみません。」

「え〜っ!ほんとですか?あ、」彼はあわてて胸のポケットを探ると、IDカードを落としたことに、今気づいたようだ。

「すみませ〜ん」先ほどの店員としての愛想の笑顔とは違って、本当に嬉しそうな顔で、私が差し出すカードを受け取った。

「ところで、裏の写真どなたです?かわいい方ですね。」「あは、どうも、女房です。」

「そうですか。お名前伺っていいですか?」「あ〜、女房の名前ですか?ちえと言います。」

「ちえさんかぁ・・どうも、では失礼します。」「本当に有り難うございました。」

彼は、私が車に乗って発進するまで何度も頭を下げていた。

社までの帰路での車中いろいろな事が頭を巡った。ただ一つ言えることは、夕子のプライバシーで、

彼女が自分から進んで言いたくないだろうことの一つを確実に知ってしまったことだ。

これは武器かもしれない・・。夕子にだけ通じる決定的な武器だろう・・。何に、何時使う武器なのだ・・?

つづく
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