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【490】

遠征の夜はぐへへ?(3月11日その1)

おやじプロ (2004年03月14日 13時09分)
  −−遠征−−
近頃、定期的に随分遠くまで打ちに行っている。
CRスーパーコンビSPの頃のように、とんでもなく儲かる台がある、というわけではないが、今は近所の状況がよろしくない。毎日のようにそれなりの台を打とう、とするなら、やっと見つけた一台を覚悟決めて毎日攻めるか、開店回りのようなことをするか、それともとことん動くか、前2者はどうも性に合わないので、どうしても動くことになる。遠くまで行く過程を楽しんでる面も少しあるか。

  −−苦戦−−
さて、早起きして今日もはるばる行くとするか。途中、電車で座れない区間が長いのがきつい。10分強の遅刻。いつもの台(某CR機)はクギに別状なし。
1kで単発もノマレ、追加2kで単発もまたノマレた。ここで確率3倍近いハマリで22k追加してやっとワンセット。更に2倍弱(時短込み)をくらったが、よく回るおかげで、辛くも持ち堪えて単発。ここで回りがガタッと落ちて22/kぐらいのペースでノマレ。さすがに終わったか、と思ったが追加1kで2連。ここからようやくつながった。

  −−根拠のない自信−−
この後も初当りは重いのだが、連チャンがそこそこ伸びてくれて順調に9箱。そして21時過ぎに192回転で3連と、フィニッシュが綺麗に決まった。21時45分にヤメ。24000発強35kのプラス。仕事量+30.8k。ずっと苦しんだが、結局は確率に恵まれたことになるのか。このところなかなか調子がいい。比較的効率の良い台を打ってることもあって、最後の最後には「めくり勝負」に勝つ、というなにやら根拠のない自信めいたものがある。

  −−究極の選択?−−
さて、もう遅い。この時刻からでも家に帰れないこともないのだが、老体?を労わって、どこか近くに泊まろう。明日もこの近辺で打つつもりだし。
電車で10分ほどの移動で、なんだか猥雑な活気に溢れた町に着く。ここには、知る限り5軒のビジネスホテルがある。
1.高いホテル(予算オーバー)
2.前回泊まったホテル(1と3の中間のお値段)
3.安いホテル(外観はわりと綺麗)
4.怪しげなホテル(予算不明)
5.超怪しげなホテル(3より千円ほど安い)
2,3は満室。これまでは月曜とか火曜に泊まったので、空いていたのか?やむなく4に向かう。

  −−警戒せよ!−−
怪しげなだけあって?建っている場所もなにやら怪しげだ。デフコンを上げよう。ゼニの在り処に意識を割きながら、足早に向かう。
少し手前で、白いコートのかなりカッコイイ姉ちゃんが、近付いて来た。「アソビドウデス?」ハイハイ、またね。
軽くドン!と体当たりしてきた。そしてこっちをニッコリ見つめてる。雰囲気のない娘にこれをやられたら、「何すんねん」と気色ばんだかも知れないが、この娘にやられると悪い気がしない。
姉ちゃん、それいいわ、上手やん(笑)と思わずニコリとしてしまう。脈あり、と見たのか、「イイコイルワヨ」と、さらに擦り寄ってくる。
ハイハイ。姉ちゃんは「見せ台」なわけね。だってあまりに上玉すぎる。で、ほいほいついて行くと・・・・
運がよかった場合・・・「回収台」で適正価格でお遊び
運が悪かった場合・・・「ココヨドウゾ」で入るとどんよりした空気・・・・中略・・・・ここ数日の稼ぎを全て巻き上げられる
おやじぐらいのトシになるとね、顔はだらしなくにやけてても(かつて「満面の笑み」とじんさんに指摘された(笑))、それぐらいは読めます、ハイ。
またね、ほいでもって、「無料の体当たりサービス」ありがとね、と心でつぶやいて足早に去る。

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絶句!(3月11日その2)  評価

おやじプロ (2004年03月14日 13時57分)

  −−なんだこりゃ?−−
「怪しげなホテル」には空き室があった。フロントでキーを貰い、部屋のドアを開けると、思わず絶句。
三畳の和室に布団が敷いてあるだけ。テレビで見た刑務所の独房を思い出した(笑)。これで値段は実は「安いホテル」より少し高いのだから、そりゃ空いてるわけだ。
まあでも、布団と畳は清潔だし、バストイレは普通のビジネスホテル並のがついてるし、寝る分には不自由はないか。
ただ問題は、ドアチェーンがないこと、窓に至ってはロックもなにもなく開け放題だし・・・
金目のものをショルダーに集めて、紐を肩にかけて枕元に置いて寝よう。狭いのが幸い?して、おやじに触れずに枕元に到達できない。
窓とドアに「コイン挟み」のような小技を施して、さてやっと眠れる。

  −−朝の街−−
なかなかに刺激的?な一夜が明け、おやじの「財産」も無事。街はとうに動き始めている。
昨日あの姉ちゃんが立っていた一角をOL達が足早に通り過ぎて行く。おやじの「仕事」は10時からなんで、急ぐわけはないのだが、なんとなく足早になって駅に向かった。
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