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【30】 | 基本は プーはかせ (2006年08月27日 16時27分) |
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以下に書いたようなことになりますが、これはあくまでも基本であって、実際はそうなっていないホールを近頃多く見ます。このような、いわば基本からのズレはどうして起こるのでしょうか?私なりの考えを挙げるとすれば、それは、島全体の客付けを向上させ、売り上げを上げたいというホール側の意図と、低設定台を避け、とにかく勝ちたいと思う客側の意図がぶつかり合って生ずるのでしょう。 例えば、 A 「B」 「C」 D E 「F」 G 「H」 「I」 J でB、C番台あるいはH、I番台と連続投入をするホールが近頃、増えてきました。このような状況は打ちなれた打ち手が多いホールに特に多く見受けられるように思います。 例えば、このような、いわば客のレベルの高い店でBとH番台が高設定だったとします。開店から数時間がたって、B番台が吹き、誰が見てもBが高設定濃厚になった場合はどういう現象が起こるのでしょうか?人情として隣でバカ出しされるのはあまり気分の良いものではありません。したがって、一般の打ち手としてはBの両隣のA、C番台は敬遠し、それらの台の稼動が低下することになります。また、高設定台はバラケて配置という固定観念のある比較的打ちなれた打ち手ならどう考えるでしょうか?B番台は高設定、したがって、その両隣のAとC番台の設定は期待できないと考えてやはり敬遠することになるのです。結果として、A、C番台の稼動が著しく低下します。 これは、店側としても困る状況なのです。店側としては、とにかく全ての台の稼動が平均してあがってくれるように努力します。その努力の結果なのか、高設定台が連続投入されることも珍しくなくなってきました。 ここで一つの基本的な考えがあることを指摘しなければなりません。それは、ホールは「稼動の上がらない台の設定を上げる」という至極当たり前の考えかたです。高設定台の隣の台の稼動が下がれば、その台の設定を上げることもありうるのです。上げ狙いで代表される、死に台の設定上げパターンも、そのような思考によるものでしょう。やはり、打ち手の人情としては、これまで出なかった台にお金を入れるのは勇気のいることなのです。 話を元に戻します。B番台が高設定であることがもろばれ状態でも、運悪く(店側にとっては運よく)H番台はまだばれていない状況です。このような状況なら、H番台の両隣のGとI番台、そればかりでなく、A、Cを除く他の台の稼動は維持されそうです。ここまで書けば分る人も多いでしょうが・・・高設定台の連続投入は、いわば、基本からズレた設定の打ち方です。しかし、そのズレ具合?は台の性質によっても変わってくるのです。数時間打っただけで、設定の高低がばれてしまうような分り易い台より、暴れやすい設定の見抜きにくい台の島のほうが基本に忠実な設定の打ち方をしてくるでしょう。 例えば、同じ店でも、番長やアラエボなど、暴れやすい台は基本に忠実な死に台の設定上げ。ジャグや黄門やカイジのような6がすぐ分っちゃうような台は、え?それを6?って驚かされるような台の設定を上げてきたりします(笑)。 どうですか?そのホールに通う客層や台の性質によって設定の打ち方も色々変化してくることが予想できることがわかるでしょう(笑)。良かったら、ご自分の通われるホールに、どんな傾向があるのか調べてみてください。このような調査も結構楽しいものですよ。ちなみに我々はやはり傾向を見つけ出せるホールに通います(設定発表をする店なら更に良いでしょう)。傾向が見出せるというのは、それだけで高設定台を使っているという根拠になるし、傾向を見出せなければ恒常的に高設定台を選択できず、トータルで期待収支をプラスに持っていくことが難しいからです。 |
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【39】 |
てんちゅ (2006年09月03日 21時57分) ID:FcHwUtCe |
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これは 【30】 に対する返信です。 | |||
めろんちゃんお邪魔します てんちょです^^ プーはかせさん、お久しぶりです。 鋭い考察感服いたしました。 若い設定師が増えてきたので 起きている現象でしょう 設定はサプライズです |
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【32】 |
めろんちゃん (2006年08月29日 05時14分) |
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これは 【30】 に対する返信です。 | |||
プーはかせさん、詳しい説明ありがとうございました。 おかげでよくわかりました。 島に平均して高設定台を投入する場合と、高設定台が連続投入される場合とあるということですね。 そして、それは >暴れやすい台は基本に忠実な死に台の設定上げ。ジャグや黄門やカイジのような6がすぐ分っちゃうような台は、え?それを6?って驚かされるような台の設定を上げてきたりします。 という傾向があるいうことですね。 そして、それには >この島に経験的に2台の高設定台を投入してくることが分っている という知識とかとにかく >傾向を見つけ出せるホールに通います ということなわけですね。 プーはかせさんのいう >傾向を見出せなければ恒常的に高設定台を選択できず、トータルで期待収支をプラスに持っていくことが難しいからです。 というのは、とても重要なことのように思いました。 わたしは結構そのときの気分で、 空いているとすぐ携帯で台をとって、予定しない日になんとなく打って、ちょっと負けたりします。そしてまた台を移ってちょっと負けて、気がついたらもう、1万円以上負けている・・・。 これを取り戻すのは実は結構難しいです。 やはり慎重に狙って、それで何とかという感じですよね。 改めていわゆる勝ち組の人たちというのがわかりました。 またいろいろ教えてくださいね。よろしくです。 |
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