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【101】 | ケメ子物語〜その3 元パチブロK (2013年10月20日 23時15分) |
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えーーーーーーーーーーーと ケメ子の話はどこまでいっとったかいのー。 平成6年に、それまで心血を注いでいた会社が倒産、無職&一文無しになった。 住んでいたアパートも追われ、さてどうしようか。 とりあえずパチプロのまねごとでもして凌ぐとして、ケメ子はどうする? ケメ子は宗教に夢中で働いていないし、ケメ子を養っていけるような余裕もない。 俺は宗教に興味無いし、ケメ子もパチンコに興味が無い。 別れよう、とその時本気で思った。 駄菓子菓子、ケメ子は新興宗教と決別し、そして。 そして・・・ リュックサックに最低限の荷物を持って、アメリカへと旅立って行った。 「何をしに行くんだい」と尋ねると 「ビジョンクエストのためよ。」とケメ子は答えた。 さっぱり分からないと言うと、 「悟りを開くための修行よ。」と答えた。 こういう常識を無視した破天荒なところが俺と気があったのかもしれないが、その後何回か会った別れの危機を乗り越え、俺たちは長く付き合うことになった。 そのから5年ぐらいの間、俺は松山勤務を挟み、パチプロとして生活していった。 ケメ子は3カ月アメリカで過ごした後日本に帰ってきて、2週間ほど滞在してまたアメリカに出かけた。 俺はケメ子の帰りをあまり歓迎していなかった。 俺がパチンコで一生懸命に貯めた貯金を、浪費グセのあるケメ子は直ぐに使い果たしてしまうからである。 頼むから、どこでも出かけて行ってくれと俺は頼んだ。 そして、ケメ子はアメリカでの修行を終え(というか飽きた)今度はインド人をグル(指導者、尊師という意味)とする宗教にのめりこんでいった。 今度はインドへ渡ってコミューンで生活し始めたのである。 もう勝手にしてくれと思った。 俺も勝手にするから。 つづく・・・かもしれない。 |
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【105】 |
元パチブロK (2013年11月06日 22時37分) |
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これは 【101】 に対する返信です。 | |||
えーーーーーーーーーーーと ケメ子の話はどこまでいっとったかいのー。 ケメ子が海外に行かなくなったのは、俺がピーワールドのフリー掲示板に書きこみを始めた頃だった。 放浪が終わり、二人に平和な時間が訪れる・・・かのように思った。 ケメ子は働きもせず、家にいて専業主婦(?)のようなことを始めた。 しかし、俺は歓迎しなかった。 ケメ子は浪費癖があり、今度はネットショッピングにハマり、家は買い込んだガラクタで埋まった。 二人で高級レストランに行き、旅行に行き、温泉旅館へ泊った。 それはそれで楽しくはあったが、パチンコで手加えた貯金がみるみる減っていった。 更に悪いことに、パチンコ・パチスロの収入が年々減り、このままでは破綻必死だった。 どうする? ケメ子と別れようか、本気でそう思った。 いやいや、収入を上げればいいんだ。 俺は朝から夜までパチンコとパチスロに頑張った。 しかし・・・ 稼いでも稼いでもザルで水をすくうがごととし、遂に貯金は底をついてしまった。 さあ、困った、どうしよう。 ちょうどその頃、ケメ子は実家の広島に里帰りした。 2週間ほどして帰ってきたケメ子は、とんでもない提案をした。 その提案とは、とうてい受け入れがたいものだった・・・。 つづくかも。 |
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