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【121】

神秘、不思議、底力  評価

チュウエイ (2014年07月14日 00時53分)


 今日は朝、仕事をしに職場に行きましたが、夕方から娘のピアノの発表会があったので、午後1時くらいには早々に切り上げました。


 でも発表会、よかったです。懐かしい曲もいっぱい聴けたし、みんなの一生懸命な姿がすごく印象に残りました。


 でもプログラムにはなかった、最後の講師のサービス演奏は余計でしたが(笑)


 あっ、そうそう、先日、薄暗くなってから会社の屋上に上がったら、たくさんのコウモリが飛んでいました。


 ボーっと眺めていたんですが、彼らって延々と飛び続けることができるんですね。


 スズメは連続で飛べるのは大体16秒くらいと言いますが、彼らはすごいですね。


 5分くらい眺めていましたが、一度も休むことなくずっと飛び続けていました。


 あの小さい体のどこにそんな力があるのでしょう。


 ・・・と、こんな伝わりづらい前置きはさておいて、皆さん、日々の睡眠時間はどれくらいでしょうか。


 私は平均4時間です。


 もう少し確保しようとは思っているんですが、何ですかね、夜になると眠たくなくなるんですよ。


 寝るのが惜しいというかもったいないというか。それでついつい夜中の1時頃まで色んなことをやってしまうんですよね。


 ほら、言ってるそばからもう1時は目前です(汗)


 それで朝起きるのがすごくつらくなるというね。好ましくない循環です。


 寝たと思ったらあっという間に朝なんですよ。


 そしてそのときの体のだるさといったら本当もうハンパないです。起きるのは一大決心ですよ(笑)


 せめてもの救いは寝つきがいいことですかね。布団に入ってから、多分3分と起きてないと思います。


 睡眠はすごく大事だし、もう少し気を遣うべきだとは思っていますが、もう何年もこういう生活なので完全に習慣化してしまっています(汗)


 でも一つだけ、自信があることがあります。


 それは深さです。いつもとてつもなく深い眠りについていると自負しています。


 家族のみんなが飛び上がって起きてしまうような事象があったとしても、私だけは気づかずずっと寝ているというね。


 ここ数年、夜中に目が覚めたということはほとんど記憶にないです。


 一応、倒れることなく頑張れているので、量の分を質でカバーできているんですかね。


 でもそんな私をずっと間近で見てきた妻は言います。


 「絶対、長生きはしないよねぇ」


 ノンノン、全くもってわかっちゃあいない。


 「憎まれっ子たるもの、そうそう簡単にくたばりゃしないんじゃあ!!」





 夜更かしが 続いてしまい 過労でも 倒れることは 許されないの

 
【120】

この世に生まれて(前編)  評価

チュウエイ (2014年07月02日 00時13分)



 『生きる、そして生きている』


 

 当たり前のこと、揺るぎない事実。そう信じて疑わない。


 でもその確信が疑惑に変わったとき、人は初めてその有難さに気付く。


 そして強く『もっと生きたい』と思うのです。




 ベンガルさんはその事実を知ってから一回も、一度たりとも『生きたい』という言葉を口にされませんでした。


 誰よりも、そして世界で一番、その思いが強かったはずなのに・・・


 その『やせ我慢』の真意、おわかりでしょうか?




 思いを口にするのはすごく大事なことで、声にして出すことでそれを明確に自覚することができ、また、その後の活力とすることができます。


 そして周りにもそれを伝えることができ、たくさんの効果が期待できます。


 声に出すことで、『自分の言葉に責任を持つ』という強い自覚を持つことができますし、それに対して真剣に取り組むことができるようになるのです。


 いわゆる、有言実行ってやつですね。


 私はこれまで、たくさんの『死』という悲しい現実に直面してきました。


 残念ながら、その中には自ら命を絶つという悔やみきれない悲劇もありましたが、その大半は『もっと生きたい』という強い意志に反する悲しい現実でした。


 『なぜ私だけ・・・』


 皆さん、そう思ったに違いありません。


 こんなにも毎日を一生懸命生き、こんなにも強く『生きたい』と願っているのに、なぜ私だけがこんな目に遭うのだろうと。


 その事実に直面したとき、これまでの人生の全てを否定されたような衝撃があったのではないでしょうか。


 そしてのちに、それらの全てが錯覚であったということに気付いていくのだと思います。


 私はこの前、生まれて初めて娘と二人きりで真剣に話をしました。


 このような残酷な現実を娘に突きつけてしまったこと、本当に申し訳なく思っています。


 でもこれが、私の生きた『証』なのです。


 娘もいつか、その証に気付いてくれるときが来るでしょう。それで十分なのです。


 私が声を大にして言いたいこと、それは一つだけです。


 これまでずっと、そして、最後の最後まで、私は本当に幸せでした。全てに感謝します。それだけなのです。





 ベンガルさんはその日、娘さんと話されたことを、その日の日記に綴っておられました。


 奥さまが、その日記を私に見せて下さいました。


 その日記を紹介させて頂きます。奥さまの了承は得ております。






 
【119】

この世に生まれて(後編)  評価

チュウエイ (2014年07月02日 00時12分)



 『パパとママの一番大切な○○へ』




 ○○、パパの顔を見てごらん。


 もう全部わかっているよね。悲しいかい?


 悲しければ泣けばいいんだよ。思いっきり泣いて、その悲しみとバイバイすればいいんだよ。


 そしてバイバイできたら、そのあとは心から笑ってほしい。


 それがパパの一番の願い。


 人はなんで生まれてくるのかわかる?


 人はね、成長するために生まれてくるんだよ。


 現実から目を背けてたら、現実から逃げてたら、人は成長できないんだよ。


 現実をしっかりと受け止めて、それを乗り越えていくから人は成長できるんだよ。


 思い出してごらん。これまでにも色んなことがあったよね。


 嬉しいこと、楽しいこと、そして悲しかったこと、いっぱいあったよね。


 その全てに意味があるんだよ。意味がないことなんて一つもないんだ。


 今はまだわからないかもしれないけど、その全てが、○○が生まれてきた意味なんだよ。


 そしてそれは、これからも先も同じ。


 それだけは忘れないでほしい。


 パパもね、○○やママと別れるのは悲しい。でもそれは誰だって一緒だよ。


 いつかは必ず別れなきゃいけないときが来る。


 悲しいけど、永遠に続く幸せってないんだ。


 でもだからこそ、そのときそのとき、その一つ一つの幸せが、とても大事で、かけがえのないものになるんだ。


 これまでにも幸せって思ったこと、いっぱいあったよね、嬉しかったよね。


 だから、悲しいこともあるんだよ。幸せなことばっかりだったら不公平でしょ?


 パパにとっての一番の幸せは、○○がパパとママの子供として生まれてきてくれたこと。


 本当に、何回も何回も神さまにお願いして、やっと叶った幸せなんだ。


 でもそれはパパにとって、とってもとっても大きな幸せだから、その分やっぱり悲しいこともあるんだ。


 とっても大きな幸せをもらったから、その分やっぱりお返ししなくちゃいけないんだ。


 でも逆に考えれば、悲しいことがあったら、必ず幸せなことがあるってことだよ。


 ○○はこれから先、いっぱいいっぱい幸せがあるってことだよ。


 だから、ママと一緒にいっぱい幸せになって、パパを喜ばせてね。


 ○○、生まれてきてくれてありがとう。


 パパ、こんなに嬉しかったことはないよ。本当にありがとう。


 今度生まれ変わっても、パパはママと結婚するから、また○○と一緒だよ。


 だからまたいっぱい遊ぼうね。


 パパはその楽しみがあるから、この悲しみも乗り越えられるよ。


 今まで本当にありがとね。パパとママの宝物、○○ちゃん。


 
【118】

前向きの根源  評価

チュウエイ (2014年07月01日 00時36分)


 あの方が以前、私にこんな話をしてくださいました。



 「私の知人に、定年半年前に自衛隊を退職された元自衛官の方がおられます。


  その方は定年を目前にして、不幸にも交通事故に遭い、下半身不随になり、車椅子での生活を余儀なくされました。


  それまで30年以上も勤務し、残りの勤務期間も半年足らずということもあり、残りの期間を事務職に就き、定年まで職を全うする予定でした。


  でもその姿を見た一般の方がこう言われたそうです。


 『なぜあの人は車椅子なのに自衛官なの?車椅子で任務できるの?』と。


  そしてその方は、定年を目前にして自衛隊を退職することになります。


 
  でもその方は、私にこう言ったのです。


 『私は今回の件、本当によかったと思っています。


  というより、私は半身不随になった時点で退職を申し出ました。


  でも上司や同僚の配慮というか説得により、定年まで勤務する予定になっていました。


  正直、方法はいくらでもあったのです。


  それまでに溜まった代休や休暇もありましたし、給料はないけど病気休暇という形で定年まで過ごすこともできました。


  でもやっぱり、その方が言われたことが正論なんです。当たり前なんです。


  我々はやっぱり、いざというときのための体が資本なんです。それがあって初めて軍人なのです。


  当然、任務を全うするためには後方の支援や事務職に従事する人たちも絶対に欠かせません。


  でもやっぱり、いざというときのための体が前提なんです。


  だから毎年、体力の検定もやっていますし、厳しい基準も設けているのです。


  我々は職業軍人ではありません。いえ、絶対に職業軍人であってはならないのです。


  それでは自衛隊が存在する意義がないし、国民の皆さんに顔向けできない。


  上司は本当に親身になって私に配慮してくれ、そして私はその配慮がとても心苦しく申し訳なく、そしてすごく有難く、どうしても退職を押し切る決心がつきませんでしたが、その方の一言で目が覚めました。


 『これまでの30数年をよく思い出してみろ』と自問自答することができました。


  そして、何の迷いもなく退職を決心することができました。本当に感謝しています』と。


  定年で退職すること、そしてその半年前に退職すること、30数年の長きにわたる自衛官生活の中では、本当に微々たる差なのだと思います。


  でもその微々たる差で、退職金は大きく違うと言います。


  でもその方の心の中には、そういう憂いは微塵もありませんでした。


  何て言えばいいんですかね、人には、他人では思いもよらない、全く思いが至らないようなことにおいても、しっかりとした信念というか思いがあるんですよね。


  そしてそれは、誰のためでもなく、自分が自分であるために存在する。


  こういうことが、こういうことがあるという事実が、自分が前向きでいられることの根源になっているのかなぁと、最近思うようになったんです」





 心には 人に言えない こともある でもその全て 信念なりと


 
【117】

見て見ぬふりの一歩先  評価

チュウエイ (2014年06月30日 23時48分)

 6月半ば、ネット拡散した幼児虐待の動画の女性が特定されたみたいですね。


 このことに関しては、たくさんの意見や様々な議論がなされてたことと思います。


 その意見の中には、批判的な意見も多くあったようです。


 『投稿はやりすぎ』『動画撮る以前に、割って入って止めるべき』等々。


 でもそこには、動画を撮影し投稿した本人の考えや思いも、当然あるのだと思います。


 本人はその事実を隠すことなく、メディアなどの取材にも応じていることから、今よくある『おもしろ半分』で投稿したわけでないのは明白です。


 当然、それに対する様々な意見、そして非難があることも想定していたと思います。


 それでもなお、あえて撮影・投稿した本人の意図というものが、そこにはあるのでしょう。


 でもやはり最終的には、それを受け取った人がどう感じるか、何を考えるか、そして、そういう場合にどのように対応すべきかという議論になるかと思いますが、ここでは、私一個人が感じたことを少しだけ書きますね。


 私の中で幼児虐待というものは、『アウトオブ眼中』です。


 私は、私の家族、そしてその周囲も含め、そういう事実はないと普段から思っております。


 なので、幼児虐待について考えることはまずありません。というより、気にしたこともありませんでした。


 でもこういう事実を目の当たりにすると、それが錯覚であったことがわかります。


 私が気づいてないだけで、もしかしたら、本当に身近なところでもそういう事実があるのかもしれません。


 幼児虐待は、私の中では信じられないというか、別の世界の話というような感覚があります。


 でもこうして、映像という形でそれをリアルに目の当たりにし、やはりそれが錯覚であったということを痛切に感じました。


 今まで全く気にもしていなかった幼児虐待というものに対して、色々なことを考えるきっかけになったのは事実です。


 私がもし、そのような現場に遭遇したらどうすべきか、そういうことについて真剣に考えました。


 このような事実を知る以前、つまり、幼児虐待について全く考えていなかったときに、そういう現場に遭遇していたら、私はどうしていたでしょうか。


 多分、それを見た瞬間、完全にヒートアップして、いきなりその親をぶん殴っていたんじゃないでしょうか(汗)


 そういう『間違った行為』をする自分に、歯止めがかかったのは事実なのです。


 本当に賛否両論あると思います。


 でも私は、色んな意味でその意義はあったと思います。


 私はこのようなことを考える機会に恵まれたことに対し、感謝しています。





 ネット時代 便利な世には なったけど 軽率行為は 我が首絞める

 
【116】

楽しみを求めて  評価

チュウエイ (2014年06月28日 02時10分)

 「チュウエイくんは高校どこ行くの?」


 「ん?ああ、多分○○じゃね?お前は当然△△なんだろ?」


 「うん、実は・・・□□に行こうと思ってるんだ」


 「はあ?なに冗談言ってんだ?お前ほどの秀才が□□な訳ねぇだろ」


 「・・・実は僕、××ちゃんと付き合っているんだけど・・・」


 な、な、な、何ぃ!?


 ××ちゃんと言えば、オレが密かに思いを寄せる・・・


 つーか、××ちゃんってオレに気があったんじゃないのか?


 あの一件のあと、オレに話しかけてきたのは何だったんだ・・・


 ・・・そうか、こいつに気があったからオレに話しかけてきたのか。


 だとすると、オレのこの2年間は何だったんだ・・・


 うぅ、何か納得いかん。とりあえず、1発殴っておこうか・・・


 ・・・まぁでもそうだよな。こいつの優しさはハンパないし、よく見ると顔も整ってるし。


 オレと付き合うよりも100倍幸せになれる。オレがこいつに勝てる要素は一つもないか・・・


 ・・・ん?


 待てよ、ってことはこいつ、××ちゃんと同じ高校行くために□□に行くって言ってるのか?




 「お前、バカじゃねぇのか?

  それは天秤にかけるもんじゃねぇだろ。

  高校が別々だろうが何だろうが、同じ気持ちなら何も関係ねぇだろ。

  そんなんで、将来に影響を与えるような選択をするのは間違いだ」




 「あっ、ごめん。僕は別に迷ってる訳じゃないんだ。

  もう決めたんだ。親も説得した。

  ただ、チュウエイくんにだけは言っとこうと思って・・・」




 それからしばらくして、彼は私に、その真意を教えてくれました。




 「チュウエイくん、この前、同じ気持ちなら、会えなくても離れてても関係ないって言ったよね。

  本当に僕もそう思う。そしてその自信もある。

  でもそれって、勉強も同じだと思うんだ。環境は関係ないって思う。

  結局は自分の意志だと思う。それが全てだと思う。

  言い訳はしたくないし、絶対にしない。

  チュウエイくんはわかってると思うけど、僕が学校に求めるものは『楽しさ』なんだ。

  楽しいって思えることが一番なんだ」




 その3年後、彼は現役で九州大学に合格しました。一切塾にも通っていません。


 そして二人は、14年の交際を経て、めでたく結婚しました。


 
 今でもとても幸せそうな二人が、私の視界に入ってきます。


 その姿は本当に楽しそうで、見ている私も幸せになれるのでした。





 追記


 実は彼は、私が××ちゃんのことを好きだということを知っていたそうです。


 だからわざとバレないようにしていたと。


 でもそれは別に隠していたわけではなくて、最初から打ち明けるタイミングは決めていたようです。


 『気を遣った訳ではない』と言っていましたが、多分、相当気を遣っていたんじゃないかと思います。


 彼のその役者ぶりに脱帽するとともに、その心遣いに、ただただ頭が下がるばかりでした。





 環境を 言い訳にして 生きてきた 過去の自分に 今日でさよなら


 

   
【115】

進行は止まらない?  評価

チュウエイ (2014年06月28日 00時46分)



 このトピをいつまで続けることができるのか、今のところは全くもって先行き不透明ですが、実はここ最近、書き込みをしていて、キーボードを打つ手が止まることが多くなってきました。


 まぁ、ご多分に漏れずというところかもしれませんが、私の今の憂い、それは脳の老化です(涙)


 年齢的に少しずつそういう自覚が出てくるのは仕方のないことなのでしょうが、やっぱり明確にその自覚が出てくると、少し寂しいと言いますか、ちょっと不安になります。


 私はここに書き込みをする際、事前に、『今度はあれについて書こう』とあらかじめ、ある程度の構想を頭の中に描いてから書き込みをすることがほとんどです。


 複数のネタが浮かんだときは、そのまま複数の書き込みをすることもありますし、事後に持ち越すときもあります。


 で、なぜ手が止まるのかと言いますと、打ちながらふと、『あれっ?もしかして、この内容って前にも書いたっけ?』という疑問が出てくるのです。


 そうです。すでに書き込んだ内容なのか、頭に思い描いただけなのか、わからなくなってしまうのです。


 これってヤバくないですか?


 ・・・いや、絶対にヤバいでしょう(汗)


 若い頃は絶対にこんなことはなかった・・・


 個人的にはそれなりの『防護策』を講じているつもりなのですが、もしかしたら、ほとんど効果がないのかもしれません(汗)


 まぁ若い頃はほとんど頭を使ってなかったので、ここにきてそのツケがきているのかもしれませんね。


 あっ、頭突きでは使ってましたけどね(笑)


 では本日の主張です。


 自己のこのような現状を踏まえ、皆さまにおかれましてもその旨、ご理解おいて頂けたらと存じます。


 つまり、もしそのようなことがあったとしても、「こいつ、またおんなじこと書いてやがるよ」と笑って許してください。


 過去の書き込みを確認するのって、実は結構大変なんですよ。


 ・・・っていうか、本当は面倒くさいだけなんですけどね(汗)





 それくらい 何でもないよ 簡単さ 思い過ごしと 知る由もなく・・・


 
【114】

懐かしさと寂しさと・・・  評価

チュウエイ (2014年06月27日 01時44分)


 全く予期してない場所・シチュエーションで、知人と再会を果たす、そんな経験はありませんか?


 以前、ちょっとした講演の依頼と言いますか、人前で話をする機会がございまして、そのときに高校の同級生と再会しました。


 約15年ぶりの再会です。


 講演の題目は決められていましたので、当然それに沿った原稿と言いますか、話す内容は少しお堅いものになってしまいました。


 講演終了後、一通り挨拶を終え、会場を後にしようとしたとき、ある女性から声を掛けられました。


 「チュ・ウ・エイ・くん」


 まさかこんな、地元から何百キロも離れた遠い異国の地において、彼女と再会することになるとは夢にも思っていませんでした。


 ・・・んっ?・・・ということは私の話を聞いていた?


 私の高校時代を知っているだけに、何ともバツが悪いと言いますか、何故か逆に、悪いことをしてしまったような気になってしまいました。




 「へぇ〜そうなんだ、へぇ〜」


 ・・・あの、それは一体どういうことでしょうか?


 ・・・っていうか、その笑顔がすごく不気味なんですけど・・・(汗)


 「これからまた仕事?」


 「あっ、いえ、違いますけど」


 「なんで敬語なのよぉ(笑)」(バシッ)

 「じゃあ決まりね」


 ・・・あ、あのぉ、一体何が決まったのでしょうか?・・・(汗)




 とりあえず一旦別れて、夜の6時に駅前で待ち合わせることにしました。


 なかなかお店が決まりませんでしたが、元祖庶民派の私たちは、結局、居酒屋に行くことにしました。


 でもこのことが、後にすごく後悔することになろうとは・・・


 「へぇ〜、チュウエイくん結婚したんだ、へぇ〜」

 「チュウエイくんってさあ、高校のとき私のこと好きだったでしょ?でしょ?」

 「っていうかさあ、なんで私ほどの美人がまだ独身なわけぇ?」


 はい、ごもっともです。私もそう思います。普通に考えれば、世の男は放っておかないと思います。明るいし、性格もいいし。


 この難題は、一生かかっても私には解けないと思います。


 ・・・つーかお酒、もうそれくらいにしたほうがいいのではないでしょうか・・・(汗)


 ・・・はい、予定通りベロンベロンでございます。・・・はぁ、これは一人では帰れないな(汗)


 とりあえずタクシーに乗せ、家まで案内してもらおう。


 ・・・しかしこれが甘かった。いくらタクシーを走らせても全然家に着く気配がありません。同じようなところを行ったり来たり。


 「・・・気持ち悪い」


 え?


 「運転手さん、すみません、止めてください」


 「・・・オエ〜」


 「ホテルかどっかに泊まったほうがいいんじゃないですか?」


 はい、ごもっともでございます。


 「一番近くのビジネスホテルお願いします」


 彼女は全く歩けない状態なので、少し恥ずかしかったんですが、私はお姫様抱っこでフロントまで行きました。


 そして彼女をベッドに寝かせ、目覚ましを6時にセットし、メモを残して部屋を後にしました。


 『今日は本当にありがとう。本当に懐かしく、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。

  お酒はほどほどにね。いい出会いを心から願っております』


 色々考えたのですが、連絡先を書くのはやっぱりやめておきました。


 「すみません、○○○号室、鍵を閉めてもらえますか」


 そう言ってフロントを後にしました。


 最後はちょっと大変だったけれど、懐かしくて、本当に楽しかったなぁ。ありがとう。




 あれからまた10年が経ちました。


 彼女はいい人に巡り会えたでしょうか。彼女の幸せを願うばかりです。どうか幸せでありますように。





 あのときの 思い出だけが 焼き付いて 今のあなたを 直視できない・・・


 
【113】

歌に生きる  評価

チュウエイ (2014年06月25日 01時19分)

 実は前にも少し書いているのですが、一騎当千2で5連すると、その大当たり中に『硝子の花』という歌を聴くことができます。


 私にとって5連というのは相当厚い壁なのでそうそう聴けることはないのですが、この歌を聴くたび、そして何度聴いても、すごく胸が締め付けられます。


 ちょっとおかしな話なんですが、実は先日、この歌を聴いているとき、たくさんの思いが頭を巡り、何と泣いてしまったのです。


 パチンコを打ちながらです。


 その姿はあまりにも滑稽だったと思います。


 『なんでこいついきなり泣き出したんだ?5連程度がそんなに嬉しいのか?それともお金使いすぎて頭おかしくなったか?』


 多分、そんなことを周りから思われていたんじゃないでしょうか。


 でも私には恥ずかしいとか、特に周りのことは気になりませんでした。


 本当に、その思いだけが胸に染み込んでいましたから。





 以前言われてましたね。


 『人が歌うようになったのは必然』と。


 なぜ言葉には、こんなにも強い力があるのでしょう。


 そして、それをメロディーに乗せることによって、そのメッセージ性は増大し、深く脳裏に焼き付くとともに、とても心に響くようになります。


 改めてその力、そして、音楽の素晴らしさというものを再認識しました。





 私の大好きな槇原敬之の曲の中に、『3人』という曲があるのですが、その中にこんな歌詞があります。


 『彼女はデザイナーを目指し、彼は心優しいエンジニア、そして僕は誰かのために歌い生きていくことを決めた』


 歌、そして歌うことによって人に勇気を与える、感動を与える、夢を与える、希望を与える。


 『歌って生きていく』


 素晴らしいことですね。私も歌って生きていこう。あっ、誰かのためではなく自分のためですけどね(汗)





 あとは余談です。


 この一騎当千、前作同様、よくできてると思います。確定パターンも多く、全体的な演出のバランスはいいと思います。


 でも甘は本当にスペック辛いですね。アタッカー周りマイナスにされたらボーダーシャレになんないっす。


 アタッカーの返し6発だから、打ち玉全部アタッカーに入ったとしても1Rあたり50発に満たない。


 3〜4発に1発くらいしか拾わなかったら、出玉なんて微々たるもんです(涙)


 歌がいいだけに、この仕様が残念でなりません。


 PZや復活以外の趙雲「間に合った」、そして桃園の誓い夜バージョンもあまりアテになりませんが、そこはドキドキできるのでよしとしましょう。


 しかしST中でもPZや趙雲、弱過ぎますね。保留変化もピンクや赤程度じゃ勝負にならないし、この辺はST中くらいもう少し信頼度あげてほしかった。


 実は私、初打ちの日に何と7回連続STスルーしたんです。ST8回目にしてやっと当たった回転数まで加えると、きっちり10倍ハマリ。


 まぁ一応想定内だし、過去にも2度10倍ハマリ(通常時)は経験あるので仕方ありませんが、できればもう二度と経験したくないですね。


 更に、非確変での当たりも含めて、初当たり11回連続で単発でした。


 あと、わかる人にはわかると思いますが、私は何と、初打ちにして『ラジオ』を出したんです。


 こんなヒキはいらないから、ちゃんと普通に当たってほしい・・・(涙)


 近くにミドルがあれば、そっちを打ちたいんですけどねぇ。





 歌うこと それが私の 生きる道 そんなあなたに 敬意と愛を

 
【112】

『やせ我慢』  評価

チュウエイ (2014年06月18日 23時59分)


 先日、妻が録画していた、元プロ野球選手、河野さんの引退後の半生を紹介した番組を観ていました。


 その再現VTRに出ていた奥さんが、奥さんのその姿勢が、その笑顔が、あまりにも重なってしまって、涙があふれ出て止まりませんでした。




 知らされた、あまりにも残酷な現実。そして、神から宣告された命の期限・・・


 なぜ、神はこんなにも、あまりにも短い期限にされたのでしょうか・・・


 納得できません。


 もっと、もっともっとたくさんの歩みを望んで、そして、信じて疑わなかったはずなのに・・・


 『全てを受け入れている。覚悟もできている。そして、全てに納得している』


 そう言われました。


 でも、納得なんてできるはずがない。絶対に・・・


 この世に生を受け、人として最低限の、そして、一番の望みでさえ叶わなかった・・・


 『一番ではないですよ』


 多分、こう言われることでしょう。


 なぜ、躊躇なく、何のためらいもなく、こういうことがサラリと言えるのでしょうか・・・




 私は強くはありません。でも、人前では強い男を演じています。


 それは、『本当の強さ』というものを教えてもらったから。


 そして、自分を演じる『必要性』と、ありのままの自分を出す『素晴らしさ』を教えてもらったから。


 そしてその『必要性』は、決してごまかしや嘘偽りではありません。


 演じているのは『自分』、そして、演じているのも『自分』


 それらの全てが『自分』です。




 私は『やせ我慢』という言葉がすごく好きです。


 やせ我慢をするということは、それは間違いなく、自分を演じています。


 ではなぜ、人はやせ我慢をするのでしょうか。


 それは、それが人のため、そして、自分のためになると判断しているから。


 その思いがあるからこそ、人は『周囲』というものを、常に意識し続けることができるのだと思います。




 かけがえのない、世界で最も愛する家族のために、精一杯の『やせ我慢』をされていたことと思います。


 そして、その尊い、あまりにも誇り高きその『やせ我慢』は、私の心の中に、永遠に生き続けていくことでしょう。


 理想と現実と、そして、その意義とともに・・・





 剛勇な あなたと出会い 刻まれた とても尊い 気高き思い


 
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