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RE:パチンコ屋とタバコ・・・

こーーーすけ (2018年01月03日 13時24分)
下より続く


パチンコ・パチスロ関連企業では、上述の2社に加え、SANKYO <6417> 、フィールズ <2767> 、ダイコク電機 <6430> といった会社が上場しています。これら3社は、これまでのところ期初予想を据え置いていますが、業界全体が不透明な状態に置かれているため、楽観はできないと考えられます。

ちなみに、業界5社合計の2018年3月期会社予想営業利益は349億円となり、前年比▲48%減の見込みです。また、下図のように、過去10年間でピークであった2011年3月期の1,493億円に比べると4分の1に低下する見込みとなっています。

2018年、パチンコ・パチスロ機器メーカーは復活するのか

では、今後パチンコ・パチスロ機器メーカーの業績は回復していくのでしょうか。

そのことを考えるために、まず、経済産業省が発表している「特定サービス産業動態統計調査」から、足元のパチンコホールの設置台数や売上の状況を確認したいと思います。

設置台数については、4月から10月まで7か月連続でプラスが続いており、直近の10月は前年同期比+1%となっています。ただし、2014年から2015年は毎月2〜3%の増加が続いていたことを考慮すると、底打ち傾向にはあるものの、まだ本格回復の兆しは見えません。

一方、売上高については2014年4月から連続してマイナスが続いており、10月も同▲4.2%となっています。10%を超えるマイナスが続いていた2016年3月から11月に比べると、やや下げ止まりの傾向は見られるものの、まだまだ厳しい状態にあり、「パチンコ離れ」が続いていることが読み取れます。

ちなみに、この「パチンコ離れ」は、長期のトレンドを見ることでいっそう鮮明になります。日本生産性本部の「レジャー白書」によると、パチンコ・パチスロ市場規模(貸し玉料)は、2007年(暦年)の約30兆円から、2010年には約26兆円、2015年には23兆円に減少しています。

また、ダイコク電機の調査資料によると、業界全体の粗利益の規模も、2007年(暦年)の約4.4兆円から2010年には約3.95兆円、2016年には3.11兆円へと減少が続いています。

このため、こうした長期トレンドが大きく変わらないのであれば、規制強化による買い控えが一巡しても、大幅な回復は見込み薄ではないかと考えられます。

今後の注目点

パチンコ・パチスロ市場は、低迷しているとはいえ、20兆円を超える巨大市場です。このため、一夜にしてなくなるような市場ではありません。よって、今後は”遊技機のギャンブル性が抑制されると依存対策になる”という今回の規制強化の効果が実際に表れるかを確かめると同時に、シェア拡大のために機器メーカー各社がどのような新製品を投入してくるかに注目したいと思います。

また、平和がゴルフ場運営事業に多角化したように、パチンコ以外の事業への取り組み、とりわけ、現在政府が成長戦略として掲げている「統合型リゾート(IR)」に関連する市場動向や各社の取り組みにも目配りをしていきたいと思います。

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RE:パチンコ屋とタバコ・・・  評価

エンパイヤ永遠に (2018年01月03日 18時12分)

どうも皆様明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。業界としましても2021年問題はかなり深刻ですね。政府がカジノを提唱してパチンコは隅に追いやる形になってしまい今後どうなってしまうのか心配ですが政治家も少なからずパチンコ業界から献金を受けている者がいるのですからそういう輩からすれば業界の衰退は大変困る筈なのであまり私個人としては悲観はしては居りません。規制がされる度抜け穴を使い切り抜ける業界ですからまた違った形でパチンコファンを楽しませてくれる事に大変期待しております。
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