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RE:遊戯途中で回転率を激減させる...

労映写 (2013年07月15日 23時16分)
やはり皆さん同じ考えを持ってましたね。

パチプロ日記でも以前「打ち始めとは全く別の台になってしまった」とハネモノ実践で嘆いていましたね。
SANKYOのキングスター?ってやつだったかな?

その頃からあからさまに変えてきましたね。

ハネの開放タイミングも制御で変えてくるようになりましたし。

何かしら操作したいんでしょうね。

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RE:遊戯途中で回転率を激減させる...  評価

徳川家釘 (2013年07月21日 05時10分)

労映写さん

こんにちは。キングスターとは、懐かしいですね。昭和時代のパチンコ台の振る舞いは、パチンコ台の性質を知るのに有効です。当時のホルコンに高度(?)な台制御を行わせる複雑なプログラムを実行させるのは、無理だと考えられるからです。ハードディスクが普及していない時代ですから。ハネモノのスランプ発生は、操作などを考えなくても、台の持つ物理的な特性(電圧の変化、台の汚れなど)で説明することが出来ます。

ハネモノの羽は電磁石の力で開いています。電圧が下がると、羽の開きが遅くなるため、羽の開放時間が短くなります。羽の開く角度も小さくなります。そのため、羽に玉が拾われる可能性が低くなります。羽の開く角度が小さくなると、羽が閉じる力も小さくなり、羽から一番離れているVゾーンには、玉が寄りにくくなります。ハネモノの場合、電圧降下がスランプの原因の1つと考えることが出来ます。逆に言うと、電圧が上昇すると、大当たりしやすくなります。同様に、チューリップ台(電動チューリップの)でも、同じことが言えます。年配者の方には、今でも、電圧が上がるとパチンコは出ると信じている人がいますが、ハネモノ全盛期の体験に基づいていると思います。

パチンコ台は24Vという低い電圧を使用しているため、電圧降下が起こりやすくなっています(発電所からの送電に、電圧降下が小さい高電圧が利用されているのと逆であると考えると、理解しやすいと思います)。電圧は電流が導線を流れるときに、導線の抵抗の影響で下がりますが、導線の温度が上がると、電圧降下が大きくなります。導線は電流が流れ続けると、徐々に温度が上がります。つまり、パチンコの遊技時間が長くなると、電圧が大きく下がります。つまり、ハネモノの場合、スランプに陥ることになります。

パチンコ台で使用されている電圧24Vは、一般的な電圧100Vとは異なっているため、トランスを用いて、電圧の変換が行われています。パチンコは複数の台(4〜8台)の電源を、1つのトランスから得るようになっています。そのため、電圧の変化が起こりやすくなっています。トランスを共有する台の稼働状況が良くなったり、共有する台が大当たりすると、共有する導線部分の温度が上がって、電圧降下が生じます。つまり、ホールが混雑してくると、ハネモノの出玉は下がってきます。お店が暇なときは、オスイチで当たりやすく、遊技を続ける、あるいは、店が混雑してくると、当たりにくくなる。遊びやすいが、飲まれやすい。それが、ハネモノです。ただ、電圧との関係が分かると、どの様に打つのが有利かも、見えてくるでしょ。

電圧とハネモノの関係。おもしろいでしょう。昭和時代のデジパチの振る舞いを見ていると、デジパチの大当たりと電圧にも、興味深い関係があるように感じています。いずれ、紹介します。

台の汚れの影響については、次回、お話しします。

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